2014年1月31日金曜日

change

気分改め、作り直しています。
http://naokihayashi.blogspot.jp/

2013年7月20日土曜日

South Island③


3日目突入します。
いや、3日目はほぼ移動しただけなので4日目に行きます。
4日目はTRAN ZALPINEっていうクラチャからグレイマウスっていう南島の西海岸の町まで
走ってる一日一往復だけする列車に乗りました。

まったくピンとこやんと思うけど日本人ならみんなこれがわかるはず。

「世界の車窓から」

これで日本でも有名になった列車らしい。

NZを南北につなぐ列車には一回乗ったけど正直汚い。。。
でもこのTranz Alpineはめちゃ綺麗!



車内はこんな感じ。
車内にはカフェ、売店のある車両もあってかなり豪華。
カフェのコーヒーはちゃんとバリスタ。
帰りに気付いたけど各座席に電源タップも付いてる。
設備としては新幹線よりいいかも。
そこそこに揺れるけど!

あとは展望車両っていうのがあって、そこは座席と窓ガラスのない車両。



写真を撮るための車両なんやけど、窓ガラスないので風がビュンビュン入ってくる。
もちろん列車は走ってるので風もかなり強いしましてや今は冬。
テカポの星を見に行った並の格好で参戦!
でも、なんだかんだ行きはほとんどそこにおったな〜


さて、朝6:55amにYMCA前にRAILWAY SATIONに行くシャトルバスが迎えにきてくれます。
8人の相乗りで駅に到着。
もちろんまだ外は暗い。
早速みんなはコーヒーと朝食を買って盛り上がってる。
現地の人にも結構人気みたいで混んでる。
(でも、行きも帰りも隣の席は空いてたのでかなりリラックス出来てよかった)

列車はクライストチャーチを出てしばらくすると
徐々にいつもの何もない平地が広がってくる。
南島には縦にまっすぐ南アルプスがそびえ立っているので
ちょうど中間地点で南アルプスを越えることになります。



NZらしい景色。



最初に停車したスプリングフィールド駅で電車の写真撮りました。
先頭車両は貨物列車ぽい。



山に入るに連れて谷や川が出てくる。
やはりスケールがでかい。広角レンズ欲しかったな〜
この辺からしばらくほとんど民家はなかったです。



雪山も見えてきたー!と思ったら、、、




あれれ〜すごい霧。。。
この辺からなにも見えなくなってしまいました。。

そんなタイミングで南アルプスのなかにあるアーサーズパスに到着。



ここはもう山は雪山、足下は雪と霜でシャリシャリ気持ちいい!
ここもほんと何もないかなり小さい村やけど、夏は川遊びとかのアクティビティがなんでも出来る
おいしいスポットみたい!電車の旅も組み合わせるとまた楽しそう!

ここからは雪山を徐々に越えてまた平地。
そしてそのまま終点のグレイマウスを目指します!



この列車の旅で600枚くらい写真を撮ったんやけど、いい加減収拾つかず笑
あと、途中なんでかISOがおかしな数字になってて画像が荒くて残念な結果になってしまった。。

そこが心残りや〜!

行きはかなり頑張って写真撮って楽しんだので
帰りはゆっくり中でくつろぎました〜!

翌日はお昼の飛行機でゆっくりパーミーに帰り、今度は帰国準備を初めて
帰国し今に至ります〜

ありがとうございましたー!

2013年7月15日月曜日

South Island②


二日目行きます。

この日は8:30amのバスで念願のLake Tekapoに向かう。

今回の、というよりはNZに来て一番行きたかった場所がここテカポ。
ここは人口300人程度の小さい町。
ただここの星空が半端ない。

周りを2000m級の山に囲まれていてNZで一番の晴天率を誇る。
そのため国内最大の天体望遠鏡が町近くのmt.Johnの山頂に設置してある。
反射鏡の直径が1.8mという大抵の日本人男性の身長より大きいお高いやつ。
その他に4つ。全部で5つの天体望遠鏡が設置してある。
日本でも最近有名になってきている世界随一のスターゲイジングスポット!

とにかく星がやばいらしい。


そしていざチェックアウトしてバス停に向かう!
まだ外はけっこう暗くて天気がわからんだんやけど
チェックアウトの時にさらっと
「今日は雨だよ〜寒いね〜」
と言われ、

「えっ。。。。。」

てなる。

小雨ではあったけど夏に比べて、冬は雨の確率が高いのがNZ。
とにかく行くしかないのでバスに乗り込む。
もうすでにちょっと憂鬱。

NZは風が強いのもあるのか、天気がコロコロかわるでもうそこに懸けるしかない。
案の定、天気は「雨時々曇り、たまに晴れ」。
クラチャを出発して町を抜け、住宅街を外れて行くと徐々に晴れの時間が増えてきた。

そして


すぱーーーーーんと晴れました!
むしろ日差しで車内、暑かったです!

NZは町が小さくて、町と町の間にはほんとに何もなくてずっとこんな景色。
あるのはほぼ牧場。日本では動物園にいるアルパカもその辺にいる不思議。

バスに揺られて3時間半



Lake Tekapoに到着!
天気も完璧です!

着いたばかりやけど、すぐにmt.johnのトレッキングに向かいます!
今は12時。片道約2時間の道のりなので、のんびりしてると帰りが暗くなってしまう。
(もう5時頃には結構暗くなるので。。)
標高1000mと聞いて気合い入ってたけど、テカポの村の標高が700mらしい笑

トレッキング開始!
この日のために持ってきたと言っても過言でもないマウンテンライト!
(実は入国して初めて履きました。。。)


行きはちょっとなだらかなコース。
2日前に結構雪が降ったみたいでまだ残ってる。
そしてたまにぬかるんでる!スニーカーじゃなくて良かった!

登りつつ終始振り返っては見てしまう景色。



綺麗に空を反射してる。
どんだけ見ても飽きない。
どんだけ写真撮っても撮り足りない。
けど、写真の整理が大変でした。。

中腹までくると山の向こう側の南アルプスも見えました!



「何も言えねぇ。」

でした。

ここまで来ると距離感が良くわからんくなってくる。
湖の反対側は何もなくだだっ広くて、地球じゃないみたい。
雪なかったら火星ってこんな感じかな〜

この辺から山も少し変わります。

歩いてくとたまに動物園の臭いがする。

良く周りを見てみるとあちこちにこれが散らばってた!


みんな小学校くらいの時見たことがあるはず!
うさぎのふん。

巣もあちこちに。


この辺りから山道も急になってきて何気に結構しんどい。
すれ違う人たちと交わす笑顔の「Hi!」にも曇りが出てくる。。。

木がほとんどないので先が見えすぎて、

「まだか。。」

登り切った〜!と思ったあとの

「ま、まだあったんか。。。」

登るにつれて増えて行くいく疲労とうさぎの糞。(これ本当)

そしてついに登頂〜!

スタートしたテカポの町も、、、そんなに遠くないか笑
でもこの盆地をぐるっと一周見渡せるのはなかなか気持ちのいいものでした。

ここで軽くサンドイッチを食べてコーヒーブレイク。

疲れてただ撮っただけですみません。
しかも日差し良すぎで暑くて、たいしてブレイク出来ませんでした!

下りは近道コースで時間短縮することに。

ただ、、、、



雪溶けてない上に、急な山道。しかも柵なし。
もちろん3回くらい滑りました。。
もしこの時期行く人は帰りものんびりコースをお勧めします。。
その代わり、ものすごい早さでおりれました。

そしてこの日泊まるバックパッカーズにチェックイン



その頃には夕日が差し出したlake tekapoが


また少し違う顔が見れました。

これで終わりそうですがこの日はまだ続きます。
これから本番の夜です。


8:30pmにシャトルバスで昼に登ったmtjohnへ!

と思ったらバスの集合場所で見上げた夜空にははっきりとした天の川が!
肉眼でも余裕で見れる白いモヤモヤした星雲。

日本では「天に流れる川のようだ」と天の川
西洋では「夜空に牛乳こぼしたみたいだ」とミルキーウェイ
中国では「あれは銀河です」と銀河(インハ)
・・・・・

日本人ってロマンチックね


今回はEARTH&SKYっていう会社のツアーに参加したんやけど
内容はmt johnにある5つの天体望遠鏡のうちの一つを使って実際に星を見てみること。
そしてそれをまた肉眼で探すこと。
そして山頂でホットチョコレートを飲むこと。(おまけ)


さて、山頂に登る前に南極で使われている分厚いジャケットと赤い光の携帯ライトを配られます。
「これでもかっていうくらい寒さ対策してきて」って言われたので
ヒートテック+フリース+ニット+ダウンに南極のジャケットで挑みました。
赤いライトは、星の光が白色なので車のライトとか同じ白い光はお互いを打ち消し合って
星が見づらくなるかららしい。

実際テカポの家、街頭には白い光が使われていない。
更には全部下向きで上には傘が付いてる。
それくらい町をあげてテカポの星空を守っている。
もちろんバスで山頂目指すときも途中から白いライトを消して真っ暗な中、小さい下向きの黄色いライトと
道の端にある反射板を頼りに登ります。


そんな説明を聞きながら山頂に到着して、外に出ると
そこは−3.6度(+風)の世界。
それだけ着込んでも末端からどんどん冷えてきました。。
上半身はさすが南極ジャケット!平気。

さっそく望遠鏡で星を観測!
この日見たのはまず木星。
正直言って嘘っぽかったです笑
なんかシール貼ったような感じで可愛い。
でも本当にそうみたいで結構明るい。
これをいつも最初に見てもらうらしいんやけど、なんでかっていうと
みんな知っててウケがいいからだそうで笑

次に見たのがオメガ星団。
そしてタランチュラ星雲。
この二つは、この日肉眼でも確認出来た白いモヤモヤのひとつ。
この後外でレーザーポインターを使って直接星空を案内してくれる。
本当にモヤモヤにしか見えやんのやけど、
タランチュラ星雲は望遠鏡で見ると本当にクモの足っぽい形がなんとなーく見える気がする。
すごーい遠くの星の集まりなので光は小さく、それが集まってモヤみたいに見えるんだそう。

でもなにより驚きなのは、望遠鏡で星を見る時、もちろん星の場所を合わせないといけない。
望遠鏡を使うと大きく見えすぎて探せないので、まずは肉眼で探す。
望遠鏡と同じ視点であたりをつける。
つまり、どこに何があるのか、あのたくさん写りすぎてる星の中から肉眼で探してるってこと。
すごすぎます、お兄さん。
本人曰く、暗い中星を探しすぎて目が良くなるらしいです。

そしてもうひとつのイベントとしてプロのアストロフォトグラファーのマキさん(日本人)に
自分のカメラを渡すと星空の写真を撮ってくれるサービスも!
こないだまで新宿のコニカミノルタで開催していたテカポ展にも出店していたようです。
その写真がこちら



これより見えてたと思う。
それくらいはっきり星が見えてました。

一枚目の写真にはほぼ北半球では見られない南十字星も写ってます。
説明が難しいので会った時に教えますね〜
ちなみに近くにニセ南十字星もあります。

この日もすごく素敵な時間が過ごせました。
本当いつまで見てても飽きないけど、さすがに寒すぎて帰って寝ました笑

この星空は一生忘れないと思います。
もしNZに来たなら、ここはぜったい抑えて欲しい場所です。


はー頑張った!続く。

2013年7月14日日曜日

South Island①


土曜日に帰って来ました!
今回は無事荷物も思い出も残っております!

写真も1000枚以上あって整理しきれないので
ゆっくり行きます。


初日は朝4時過ぎからスタート。
2、3時間仮眠しておいて朝4時過ぎに出発!
バス停には出発15前に到着。
完璧です!
バスは20分遅れでやってきました。

バスは意外と込んでて隣にでっかい人が座り、そのまま首都wellingtonへ。

wellingtonのバス停留所(というか電車の駅の横)からフェリー乗り場までは
結構離れとってバスを使うんやけど、そもそもバス20分も遅れとるし
内心焦りつつバスを降りたら、後ろにシャトルバスがいました。
良いんやけど、今回色々と振り回されてます。

無事フェリーに搭乗して出航までうろうろしてみる。
10層に分かれとるみたいで子供のプレイルームとか映画観るところまである(普通に映画並みの料金取ってる)。
10層目が展望デッキ。

ちらほら人が集まってます〜
そう、時間が時間なので。。。

集まってたのはみんな朝日目当て。
でも夕日朝日は日本の方が断然綺麗な気がする。
NZはだだっ広すぎて分かりにくい。
右を見れば夜、左を見れば昼なんてのもありえる。
燃えるような夕日っていうのは一回も見てないんちゃうかな〜
紫外線が強いのもなんか関係あるのかな?

そんなこと考えてたら船が出航します。

フェリー乗るんは何年ぶりやろうか。3時間半の旅。

右の湾から左のギザギザした中に入ってきます(雑です)。

wellingtonの湾を抜けて〜


海の色がおかしい!
テレビで良く言うエメラルドグリーンの海、初体験。


pictonの町が見えて来た〜小さい港町。


空気も水も澄み切ってるのが良くわかる。
今更ながら天気最高。


乗って来たフェリー

ここの売店のおばちゃんが昔愛知にいたらしく盛り上がるもバスの時間があるのでさよなら。
NZには日本に行ったことある人ほんと多い。
そして日本人はみんな親切だったって言う。
昔から日本人は外人さんに友好的やったんかな〜

そしてまたバスに乗ります〜
そう、初日はひたすら移動を繰り返す一日!
しかもここからは約5時間半のバス移動。
割と嫌いじゃないな〜

次はこの日の目的地christchurch。
の、前に。ホエールウォッチングで有名なkaikouraで休憩。
ここを後にして海岸線を走る。
クジラ見えたらいいな〜と遠くを見るもまぁ見えず、ふと手前を見ると
なんかいる。
バス走行中で写真が無いけど、海岸のその辺の岩にアザラシがゴロゴロ転がってた。
「居た」っていうより「転がってた」ていう感じに自然と日光浴してました。
イルカとかクジラと泳ぐっていうのは聞くけどどうやらアザラシとも泳ぐアクティビティもあるみたい。

そして長い長い移動も終わりクライストチャーチに到着。
地震で破壊されていて日本人が気にしないはずがない。

そこら中がまだ工事中でした。

これは壊れた所だけ現代の建築にしたのかなんか不思議


そしてここがこの旅で計3泊するYMCA。
中にはジムもあってなぜかボルタリングなんかの設備もあるみたい。
使ってないけど。
今日はここでどこもいかず就寝。
blogもまた明日につづく。